PIANO CONCERT 2010とプログラムの表紙に印刷がされている。 義妹が教えている子どもたちの2年に一度の発表会であると同時に、ピアニストとしての演奏活動をしている訳ではない義妹の2年に一度の発表の場でもある。 それは正にCONCERTと呼ぶに相応しいものだと思った。 昨日そのCONCERTで義妹が3曲を演奏し、義姉にあたる家人がゲストとして3曲を歌った。義妹が最後に選んだリストのスペイン狂詩曲は15分以上にも及ぶ力演で、家人が最後に選んだシューベルトのアヴェマリアは今年のCONCERTを閉じるに相応しい優しさに溢れていた。 人のいなくなったホールでYAMAHAの最上級だと聞いていたピアノを見せてもらった。 音響の良し悪しに関係なくスタンウェイ(Steinway & Sons)さえ置けばいいと思っているような音楽ホールが多い中で、最上級とは言えYAMAHAを置いているのには好感が持てた。 値段はスタンウェイと変わらないかそれ以上かも知れないが、それはともあれそこには最上級機種としての誇りが滲み、ピアノ作りの伝統の技を次代に伝え残そうとするピアノ職人の確かなメッセージが込められているように感じた。 この本物が持つ美しさと演奏が終わったピアノを丁寧に片付ける2人のスタッフが演奏の余韻と共に心地よかった...。
by finches
| 2010-03-14 07:25
| 記憶
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