434■■ 夏の悪夢

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酷暑の中とうとう我慢も限界に達し冷房を入れた二日目に悪夢のような出来事が襲った。
デスクトップのモニターが突然消え、いつものウィンドウズのダウンだと思っていたらパソコンの電源は落ちていない。
仕方なく電源ボタンを押し込んで強制終了させた。

時間をおいて電源をいれても駄目、お決まりの電源コード抜きも試したが駄目、高温が原因だろうとケースを開けて扇風機で風を送るが駄目、これらを何度も繰り返したがハードディスクランプが点灯しないことに気付き、原因はハードディスクが動いていないことだと分かった。
 (まだハードディスクが壊れたとは恐ろしくて認めたくない)

直ぐに東京に戻る飛行機の空席を調べた。
空きはあるが前日料金は高い、当日の最終便に至っては普通運賃で、こんなものを往復買ったらパソコンが一台買えてしまう。
勿論レンタルパソコンも調べた。
だが、東京に別のパソコンを取りに戻っても、レンタルパソコンを借りても、壊れたと認めたくないハードディスクのデータが使えなければ作業はできない。
 (東京ではないのでバックアップも小まめに取っていなかった)

筆者の頭はフル回転、冷静に考えて機械に頼らず手作業でやろうと決断し、専門用具を置いている文房具店に直行した。
だが、お粗末な品揃えで「・・・はありませんか」と訪ねたら、モタモタとカタログを調べ忘れた頃に取り寄せになると伝えに来て、「どのくらい時間がかかるの」と聞くと、また要領の悪い説明の挙句に2週間かかると言う。
 (地方都市の衰退はこんな店員を置くこんな店があることだとつくづく思った)

お急ぎならインターネットで買えば2、3日で買えますくらい言えば、急いでいなけれが取り寄せを頼んだろうし、少なくともこの店員への評価は上がっただろう。
延いては、あの店は駄目だと思わせるか、あの店には良い店員がいると思わせるか、その違いは回りまわって大きいと思った。

結局2種類の定規と、5Bと6Bのハイユニを買って帰り、明日からの完全アナログ体制に向けて部屋を片付け、気分治しに温泉に入り、冷した赤ワインを1本飲んで休んだ。
そして、今朝は4時半に起床、起きると直ぐアマゾンに外付ハードディスクケースを注文した。
その品は明日には届く。

完全アナログ体制の筈が、まだ壊れたとは認めたくないハードディスクへの最後の悪足掻き、よしずから聞こえる音にふと目を上げると、久し振りの恵みの雨が降ってきた...。

by finches | 2010-07-27 20:59 | 無題


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