439■■ 鰹

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東京から戻った朝、出掛けついでにあるスーパーの魚売り場を覗いてみた。
スーパーで魚を買うことはまずないが、ただ一軒ここだけはたまにいい魚があれば買うことがある。
それは漁港が近くそこでの朝競りが終わった魚が並ぶからだ。
その売り場に珍しく鰹が3本並んでいた。

鹿児島産で地元で獲れたものではなかったが、どれも生きが良くこれを買わない手はないと思わず手が延びた。
帰ると直ぐに3枚に下ろし、それを4つのさくに切り分けた。
勿論、一切水には触れさせず身に触るのも最小限のスピード勝負。

迂闊にも藁のストックが乏しく、素早く周囲を炙って焦げ目をつけることは出来なかったが、変えられない与条件の中で最善を尽す、臨機応変と言えばかっこいいが、まあこんなアバウトさが面白い。
次は素早く氷水で冷し、荒熱が取れたら直ぐに水を拭き取り、夫々をリードに包んで金属トレイに並べ、それにラップをかけて冷蔵庫のチルドにまっしぐら。

勿論、その夜は鰹のたたき。
ミョウガ、ネギ、ショウガ、ニンニク、そしてたっぷりの大葉をかけ、冷した赤ワインで味合うその味はまた格別だった...。

by finches | 2010-08-05 05:21 | 無題


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