490■■ 鳥との会話

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運良く逃げない猫に出合うと徐に近付き、しゃがみ込み、人差し指を突き出し、「わたし、こうゆうものです」と挨拶を始める。
すると猫の機嫌がいいと、あの鮫肌のような舌でその指先をザラザラと舐めてくれる。
交渉成立、後は手の平で頭をなで、人差し指の甲で喉をさすり、そして膝の上に乗せる。
その為の小道具として小袋に猫の好物を入れて持ち歩いている。

見ていると鳥の場合も同じ行動パターンで近付き、先ずは、「こんにちは」と挨拶している。
公園には鳥に触れてはいけないルールがあって指先は膝の上に猫の手のように丸めて畳まれているが、後の所作は猫の時と同じだ。
鳥の方も頭を傾げ不思議そうに見ているが、徐に羽繕いを始める。
その間も何やらしきりと話し掛けている。

一方は一生懸命話し掛け、一方はそれを無視して羽繕いをしているだけなのだが、妙にその光景は両者が仲良く会話を楽しんでいるように見える...。

by finches | 2010-10-04 04:54 | 無題


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