516■■ 真鍮と銅と鉄と木

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人間の脳というものは本当に良くできているものだと感心することがある。
例えばこんなに厚くペンキが塗りたくられたものを見て、その下に隠された素材が何であるかが分かる。

手で持つことはできない訳だから重さでそれが何であるか判断することはできない。
これだけ厚く塗装がされるとそれそれの質感の違いも分かり難い。
そんな状況で脳は目からの情報をあれこれ分析して結論を導き出す。

先ず、分厚く塗装されていてもエッジに丸みがあるか直角か小さな面が取ってあるかなどを読み取るだろう。
次に、曲がりや潰れ具合から硬さや柔らかさや厚みなどを読み取るだろう。
その次に、形から材料の特性と加工性の整合などを読み取るだろう。
そして、それらの目からの情報を組み合わせてそれが何であるかを特定する。

だが、幾つもの情報を複合しなくても瞬時の消去法で結論付けることもあるだろう。
例えば木は金属とは質感が違うし、塗装の乗りや剥がれ具合から次のステップに行かなくても特定が可能だろう。
鉄はそのエッジの形状と錆などから、例え錆の上に塗装がなされていても、木と同じく次のステップに行かなくても特定が可能だろう。
銅は上の情報の第二ステップくらいまでで特定が可能だろう。
真鍮だけは上の全ての情報を複合して特定に至るだろう。

さて、今日は待ち侘びた八幡宮の秋祭りの日だ。
筆者の脳は昔あって今はない秋祭りがそこにはありそうだと分析していて、その脳の瞬時の直感を今日は確かめに行くことになる...。

by finches | 2010-10-31 06:44 | 無題


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