518■■ 柿色

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秋祭りの後近くの温泉に立ち寄ったが、そこで知り合ったご老人の言葉通りその夜は朝までグッスリと眠ることができた。
だが、その温泉は溜まりに溜まっていたこれまでの疲れを一気に体の奥から表に引き出し、朝ものを書くことなど全く出来ないまま、あっという間に一週間が過ぎた。
勿論、この間臥せていた訳ではない。

さて、柿の木に集まっていたメジロが姿を消したと思っていたら、実が熟すのを待っていたかのように再び集まり始めた。
だが、今度はメジロに加えて、スズメやオナガや時折カラスなども集まり始めた。
柿の木に近付いてもメジロは逃げないが、オナガとカラスは良く見ていて直ぐに木から離れる。
狡賢い鳥ほど逃げ足も速く、加えて柿の食べ方も汚い。
メジロの綺麗な食べ方に比べて、彼らは食い散らすように食べる。

最も狡賢いカラスはちょっとづつ突付いては、もっとも熟れているものから食べていく。
また、カラスは柿の実を銜えて飛んでいくこともある。
そんな訳でカラスは当然ながら、筆者はオナガも追い払う。
メジロが楽しそうに柿の実を食べているのを見るのが、何より心が和むからだ。

写真は柿の実の後ろと手前に二羽のメジロが写っている。
いつか撮ってよろうと狙っていたが、やっと何とか撮ることができた。
昨夜の風で随分と柿の葉が散った。
だが、実の方も随分と食べられて減っていたから、メジロの観察には都合がいいかも知れない。

今も柿の枝は風に揺れている。
そして、実の色も筆者の好きな柿色になってきた...。

by finches | 2010-11-09 10:32 | 無題


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