522■■ 季節を送る
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ぱちんこ弾として集めた木の実も随分と溜まった。
だが、いつしかその最初の目的から離れ、実を付ける木をゆっくりと探し、葉の形やら、実の付き方やら、実の色やらをじっくりと観察することの方が楽しくなった。
一般的にドングリと呼ばれる果実をつけるブナ科の木々と共に、名も知らぬ様々な木々が様々な大きさ様々な色をした実をつけていることに驚かされた。

この時期、紅葉は山から平地まで降りて来ていて、ついその鮮やかさばかりに見蕩れてしまうが、その中に様々な色に飾られた実を付けた木々がその紅葉の脇をしっかりと締めていることに気付かされる。
そして、その実は枝先にあるものや木の下に落ちているものなどまた様々で、上を見たり下を見たりと普段の散歩では味わえない視線での新しい発見が次々にあったりするから面白い。

昼食の後の一時間足らずの寄り道でブルゾンの片ポケットは木の実で一杯になった。
帰ってそれを取り出して見ると、その色の鮮やかさと形から色取り取りのチョコボールのように見えた。
そして、こんな秋が箱に入って届けばきっと喜ぶだろうなと思いながら今朝の写真を仕立ててみた。
忘れていたこんな宝石のような季節の形があることも改めて噛み締めた...。

by finches | 2010-11-17 05:24 | 無題


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