567■■ 入れる-箱
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子供頃に集めていたものを考えてみた。
ビン、バッジ、鉄腕アトムと鉄人28号と8マンのシール、切手、ミニチュアカー、包装紙、そして、箱などがあった。
箱は小さなマッチ箱から中くらいの大きさのものまで、それらを互いにロシア人形・マトリョーシカのように入れて、それをまた一つの大きな箱に入れていたように思う。
しかし、子供というのはある日突然興味の対象が変わると、急に今まで夢中だったものから冷めてしまうようで、ビンの時もそうだったように、箱も突然片付けを始め小さなマッチ箱だけを残して後はすべて始末してしまった。

その後もマッチ箱だけは気が付くと集めていて、それが溜まって邪魔になってくるとその中からデザインの良いもの、形の変わったものだけを残し、あとは始末するということを繰り返してきた。
だから今も引き出しの奥や、中身の記憶のない箱を開けて見ると中にびっしりとマッチ箱が詰まっていたりすることがある。

今も机の隅には箱が積まれている。
そのほとんどがチョコレートが入っていた形も色も綺麗な箱で、フライを巻く小物でも入れておこうかと取って置いたものだ。
その中に一つだけ違う箱があって、それは函館に住む友人から石鹸を入れて送られて来たもので、その友人は包むことやラッピングにかけては玄人裸足で、そんなことから箱一つにしてもセンスの良さがうかがえる。
だから、入っていた石鹸はとっくに使ってしまったが、その箱は始末できず今も机の上に置かれている...。

by finches | 2011-01-15 06:22 | 無題


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