731■■ 文化の日
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文化の日の昨日、弁当を持って里山散策に出かけた。
それはこんな一日だった。

黄色く色付いた銀杏が続く道を走り抜け、狭い旧道に入ってしばらくすると畑の横の空き地に車を止めた。
目の前には稲刈りの終わった田んぼが広がり、たわわに実を付けた柿の木があちこちにあった。

里山への狭い道をしばらく歩くと、大きな水車だけがゆっくりと回り続けるビオトープ址が小川に沿って続いていた。
しばらく歩くと小さな滝のある小さな渓谷もあった。
里山の紅葉はこれから始まろうとしていた。

里山を越えると両脇までウラジロが生い茂り、ふかふかの落葉が降り積もった人一人がやっと歩ける道を下った。
山の土はまだ少し湿っていて、里山の下にある小学校の校庭を囲む階段で弁当を開いた。
誰もいない校庭の下からは稲刈りの音が聞こえていた。

車に戻る道を少し遠回りして、畦道を歩いて川の土手に出た。
土手伝いにしばらく歩いて、一本の柿の木から二つの熟れた実を失敬して二人で川に向かって食べた。
再び遠回りして畦道を車に戻ると、軽くかいた汗を流しに温泉に向かった。

温泉に着くと先ず持参したタンクに源泉の水を汲んだ。
休憩所に荷物を置くとそれぞれ湯に向かい、冷水2分と熱い湯2分の入浴を4回繰り返すと、再び休憩所に戻った。
30分の休憩を入れながらそれを3回繰り返した。

その温泉を出ると隣の温泉に立ち寄って、豆乳ソフトクリームを食べて体を冷ました。
ホッと息を付くと木綿豆腐と厚揚げを買って帰路についた。

昨日の里山散策は今年の紅葉の様子を見るためで、今年は紅葉のタイミングを逃すまいと思っている。
だが、昨日の一番の目的は温泉の方で、前回初めて連れて行った家人がお肌に良いと甚く感激したためで、源泉の水を入れるタンクをわざわざ買って持参したのもそのためだ。

今朝、家人は東京へ向かう。
その前日のささやかな感謝の気持ちは届いただろうか...。

by finches | 2011-11-04 03:57 | 時間


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