739■■ 待っていた灯り
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待っていた灯りが昨日届いた。
二ヶ月待ったがどんな風に出来上がるのか、それは長いようで短い楽しい時間でもあった。
その間にこれらを吊るす場所には随分悩んだ。
そして、届いた灯りを見て、作家の手書きのメッセージを読んで、その悩みは再燃した。

どこに置くかはどこに置けばこれらの灯りが一番生きるか、一番喜ぶか、で決めたいと思う。
それが、もっとも自然で、落ち着く、相応しい、場所になる筈だと思うからだ。
一つ、ここならという場所があるにはあるが、そこでは高過ぎて工事も大変だし電球の取替えもままならない。

障子を入れるまでは四つの窓からの明かりで天井に照明はいらないと思っていた。
だが、障子が入るとスタンドの灯りだけでは雰囲気はいいが、仕事には明るさに難がある。
そこで、照度を得るためのペンダントを既に用意してあるのだが、それらと先の灯りをどう調和させればいいかも悩みの種だ。

ところで、この灯りは拙稿・陰翳礼讃で取り上げた作家のもので、『メダカランプ』と名が付けられている。
冬のある日、分厚い氷の張った水の中を元気に泳ぐメダカ達を見て、メダカ達から見るとこんな風に見えるのではと作ったものだと、メッセージが添えられていた。

う~ん、実物を前にもう少し悩んでみよう。
灯りにとっても自分にとっても、ここぞという場所と高さを決めてやらねば...。

by finches | 2011-11-12 03:34 | 空間


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