777■■ 市場の買物
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昨朝は久し振りに市場に出掛けた。
勿論この時期、市場は人で溢れ活気に満ち満ちていた。

いつものようにザッと一回りして品定めを終えると、徐に買物を始めた。
最初に小海老を買った。
続いて、鰯、海老、そして赤貝を買った。
次に場所を替え、蛸とカワハギを買った。

蛸とカワハギはこの日市場に並んだ中で一番大きなものを選んだ。
家人は市場の周りに並んだ露店で、重く身の締まった白菜やその他の野菜をドッサリと、正月用の枝物を買った。

朝食を終えると、先ず四本の包丁を研ぎ、買って来た魚を下ろし始めた。
カワハギは三枚に下ろし、肝も丁寧に取り出した。
カワハギの粗は甘辛く煮詰めると美味い。

鰯は軽く鱗を取ると、丁寧に包んでチルドに仕舞った。
鰯は刺身もいいが、脂ののったこの時期は焼くのが美味い。

蛸は塩でヌメリを取ると、番茶を入れた熱湯で茹でた。
この茹でる時間が蛸の味と、様々な料理に姿を変える下地をつくるのだから気が抜けない。
この時間は蛸の大きさや活きの良さ、締まり具合などの身の感じで変わるから、一概に何分が良いとは言えない。
このあたりの曖昧さこそが大事で、そこいらの役に立たない数多の料理本との違いだ。

昨夜はそんな中から、カワハギは肝合え、赤貝はネギぬた、蛸は刺身で食べた。
面倒だった赤貝の下処理の苦労も、美味い一品に変わると忘れてしまう。

さて、そろそろ7時、今朝も市場に出掛ける。
今朝の目当ては鰤と鯛の大物と、赤海鼠といったところだろうか。
出発は7時15分、昨日と同じ真っ赤な朝日が今日も見られるだろうか...。

by finches | 2011-12-30 04:48 | 嗜好


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