804■■ iPod nano
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所持していた第1世代のiPod nanoが第6世代の最新モデルになって送り返されて来た。
それはAppleの行っている無償交換プログラムによるものだが、当然愛着のある第1世代が新しくなって戻って来るものと思っていただけに、それについてのコメントもなく一方的且つ機械的な代替品の送付に憮然として放り投げていたが、数日後何とか気を取り直して使うことにした。

いざ使い始めてみるとこれが良く出来ていて、流石に6世代目ともなると随分と進化を遂げていた。
仮に人間社会で1世代を80年としたら6世代前というと、2012年-80年×6世代=1532年となる。
1532年は和暦に直すと天文元年に当り室町時代の終わり頃になる。
室町時代から現代にタイムスリップして感じる驚き程ではないにせよ、このiPod nanoの進化には驚かされた。

マッチと比べてもこんな小さな筐体でありながら加速度センサーを内蔵していて、歩いた距離や時間なども正確に計測できる優れものだ。
だから、これを胸に付けている姿を例えウルトラマンのようだと言われようが、ひたすら無視を決め込んでいる。

そういえば、時計を見ないことはないが、時計をあまりしなくはなった。
それは江戸時代のように一日を日の出入りで考え、一年は季節の移ろいで考えようとしているからかも知れない。
そんな風に時間を捉えると、見えなかったものが見えてきたり、見ないでいいものを見なくてすんだりする。
そして、そんなアナログを暮らしのベースに据えると、選りすぐったデジタル機器は逆にその便利さや有難みが増してくる。
そうだ、忘れないうちにこのことは『私家版共存同栄』の一章に入れておこう...。

by finches | 2012-01-26 04:06 | 無題


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