835■■ 秦野のみかん
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店に並ぶみかんのように粒揃いでもないし、見掛けも良くはない。
だが、ただ甘いだけのみかんと違って、こんなみかんが美味い。

この秦野のみかんは友人が手塩に掛けて育てたというメッセージが付いていたが、まあどちらかというと、みかんの木が勝手に実を付けたという方が実態により近いようにも思う。
だが、本人がそう言っているのだから、肥料をやり、水をやり、少なくとも成長を見守ったことは間違いあるまい。

みかんは摘花をするものかどうかは知らないが、一つでも多くの収穫をと考えている友人の顔を想像すると、それはきっとパスするであろうと勝手に思った。
新築なった家に行った時、愛犬の紹介はちゃんとあったから、みかんの木の紹介もきっとあったに違いないが、こちらの記憶はとんと定かではない。

みかんの木を手塩に掛けているのは美人姉妹の姉の方で、妹の方はそれを食べるだけだ。
ところで、妹の方は名前で呼んでいるが、筆者の方が年上にも係わらず姉の方はお姉さんと呼んでいる。
ここまで書いて以前お姉さんが親戚のみかん畑を手伝っていると言っていたのを思い出した。
もしその親戚から譲り受けた苗木が実を付けたものなら、これは手塩に掛けたみかんと認めない訳にはいかない。

そうだとすると、残り2個は家人に取って置かねばなるまい。
手塩に掛けたお姉さんの汗がこの甘酸っぱい果汁を作ったのだから...。

by finches | 2012-02-26 02:45 | 季節


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