858■■ サクラとイペー
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観光客のいない生まれたての朝の街は清々しくて好きだ。
そんな朝の街をゆっくりと新神戸から北野に向けて歩いた。
途中、港に向けて下る幾つもの道を通り過ぎた。
その度に港に下る道の先を見たが、先にあるはずの海はどの坂からも見ることはできなかった。

北野通りは何処も同じ観光地の通りの風情で、もう直ぐやって来る観光客の群れを受け入れる準備に余念がなかった。
そんな通りを避けるように北野坂を下り、異人館通りを更に西に向かった。
途中、懐かしいローズガーデンに立ち寄った後、写真のシュウエケ邸横の細道を下り、更に細い路地を抜けてトアロードへと出た。

トアロードを越えて異人館通りを真直ぐ進むと件の旧国立移民収容所、トアロードを下ると件の旧北野小学校がある。
北野散策の最終目的地はこの旧北野小学校だった。
時間が許せばもう一つ神戸で調べたい場所があったが、あっという間に3時間が過ぎた。

GPSのデータからその日のトリップを見てみると、記憶を頼りに懸命に探して見つからなかった場所が直ぐ近くだったり、遠いからと諦めた場所が意外と近かったりと、その思わぬ発見が面白い。

旧国立移民収容所には日本の木『サクラ』とともに、ブラジルの木『イペー』が植えられている。
もう直ぐイペーが黄色い花をつける本当の春がやって来る...。

by finches | 2012-03-28 04:25 | 記憶


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