867■■ 道具の美学
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ガスコンロの買い替えの話に家電量販店を見て歩いた。
条件はただ一つ、グリルは両面焼きであること。
値段は最も高いもので定価4万円台のものを、割引と称して1万円引きで売っていた。
だが居並ぶ中の上級機種でも操作ボタンはチャチでグリルトレイもチンケ、材質も質感もお粗末でこんなものでは料理も楽しくないと思った。

ネットを見ると、先のメーカでも更に上の機種があって、製品の程度は分らないが性能は値段に比例して良くなっているようだった。
更に見ていると、値段のダントツな商品を見つけた。
値段も高いがレビューの評価も高かった。

仕様と性能を読むとその製品が他とは違うことが理解できた。
痴呆が進む父には操作方法が分らないところがいい、何度も鍋を焦がした前科のある母には火災予防に自動消火機能が必須、そして何より楽しく料理を楽しむことが出来そうな予感があった。

筆者は迷わずこの器具を推薦し、母と家人はそれを了承し、2日後にそれは届いた。
セットが終わると後は二人にバトンを渡した。
慣れるまでには多少時間がかかりそうだが、二人とも気に入ったようだ。

前稿ではないが、これも家屋の自然代謝と自然治癒力を高める改善につながる。
衛生的で清潔で綺麗な環境づくりを日々の暮らしの中で自然に行う、新しいガスコンロがそんな気持ちを育めば安い買物だと思う。
美しい道具は生活を楽しくするものだ...。

by finches | 2012-04-07 04:21 | 無題


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