890■■ 利用者のための言葉
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3週間前に図書館のウェブサイトで一冊の本の予約を入れた。
その時その本は運悪く貸出中で、最長で2週間返却を待たなければならなかった。

図書館には予約した本が返却されると電話をくれるサービスがあったが、ウェブ上でその本の動向を確認できることもあって、電話連絡は不要である旨をウェブ上で申し送った。
そして、その日から毎日その本の動向のチェックが始まった。

本の動向をチェックするには図書館のウェブサイトを開いて「利用状況確認」から入り、利用者番号とパスワードを入力する。
すると、ウェブ予約の一覧が開き、その本の現在の状態が表示される仕組だ。

少なくても日に一回、日によっては数回もチェックをする時もあった。
一覧で状態を見て、次に本のタイトルをクリックするとその本の所蔵情報が開き、そこには貸出中と表示されていた。

いくら何でも長過ぎると、図書館に問い合わせをした。
すると、本は貸し出せる状態にあると言う。
筆者はどうしてそのことをウェブ上で確認出来ないのかと尋ねた。
暫くして、図書館からの折り返しの電話が鳴った。

「利用状況確認」に表示された「予約割当済」が、本が貸出可能であることを意味していると説明を受けた。
そして、本のタイトルをクリックして表示された本の所蔵情報の「貸出中」は、筆者に対して貸出状態にあることを意味し、他の利用者に対してその本が現在貸出中で図書館にはないことを示していることが分かった。

「予約割当済」とは筆者の予約が確定している意味だと思ったことを伝え、因みに「予約割当済」が「貸出可能」という意味なら、本が返却される前はどのように表示されていたのかを尋ねた。
すると、暫く待たされて「予約登録済」と表示されるとの説明が返ってきた。

「予約割当済」も「予約登録済」も図書館員の符丁であって、「予約登録済」はいいにしても「予約割当済」は「本の用意ができました」と表示すれば誰にでもその状況が分かる。

本のタイトルをクリックして現れる所蔵情報の「貸出中」に至っては、前人の『貸出中』が本の返却を境に、筆者の『貸出中』に変わっているなど分かろう筈がない。

図書館は利用者に対する分かり易さへの配慮が必要だ。
それは利用者への過度な迎合などではない、利用者が一目で理解できる分り易い言葉を使うことだ...。

by finches | 2012-05-19 03:36 | 無題


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