942■■ 追想Ⅰ-東京
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着陸時に窓を流れ去る雨粒に些か消沈したが、地上に着くと幸い雨も上がっていた。
最初の予定に決めていた公文書館に着くと、なんと移転、友人に電話して移転先を確かめた後、気を取り直して学会図書館へと移動した。
受付を済ませ、席にメガネと手帳を置き、徐に電動集密書架のボタンを操作すると目的の資料のある通路が開き、その通路に灯りが点った。
二時間と決めていたそこでの時間はあっという間に過ぎた。

次に向かったのは八丁堀、写真は亀島川に架かる高橋から撮った南高橋で、その先の水門を抜けると隅田川に繋がる。
右岸の船溜まりはかつての桜川の河口跡で、かつてそこには稲荷橋が架かっていた。
南高橋右岸を少し入ると鉄砲洲稲荷があり、その横には鉄砲洲公園という復興小公園がある。
筆者は亀島川左岸の新川からこの鉄砲洲界隈が好きで、江戸の川が残っていることで街は大きく様変わりしていても、どこか他の場所にはない風情と情緒が残っている。

最近まで鉄砲洲公園に面して鉄砲洲小学校という小さな復興小学校があった。
その学校が取り壊されてから初めてそこを訪れたが、新しい校舎がそこにはあった。
その校舎を見ながら過去の色んなことが頭を廻り、新しい色んなことが頭に浮かんだ。

そして、その新しい校舎を横目に、目的の勉強会へと向かった...。

by finches | 2012-09-26 12:53 | 無題


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