978■■ 雉鳩の訪問

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毎日のように来ていた雉鳩の番が突然姿を見せなくなった代わりに、番が来ている間は逆に姿を見せなかった一羽の雉鳩がまるで入れ替わるようにやって来るようになった。
雉鳩は庭の中ほどにある布団干しに一旦舞い降りると、そこから地上に降りてトボトボと歩いて柿の木の下までやって来る。
そこが餌をもらえる場所だということを知っているからだが、どうしていつも歩いてやって来るのか不思議でならない。

小鳥のために庭に餌を撒いてやるようになって早いものでもう一年は経つと思うが、その中の常連が雉鳩たちだ。
他の野鳥たちも食べには来るが、警戒心が強く鳩のように人懐っこくはない。
雉鳩は餌を食べ終わるとメダカの水鉢の水を飲み、柿の枝に飛び移って毛繕いなどを始める。
気持ちが良いのだろう、近付いても逃げはしない。

二階の窓から下を覗き、柿の枝に雉鳩が来ていると、階下に降りて行っては餌を一つまみ置いてやっているうちに、来たら二階の窓越しに見える柿の木の上の枝にとまるように調教してやろうと閃いた。
そこで、下の枝にとまっている雉鳩に向かって窓から顔を出し上に来るように合図を送ると、頭をクネクネしていたが、枝から枝に飛び移りながら窓に近い枝までやって来た。
やればできる、写真はその時のものだ。

野生の動物が自分から近付いて来るのは拒まない。
だが、懐かせようとか考えてはいけないと思う。
人懐っこいといえども野生は野生、そこには適度な距離をあけることを忘れてはならないと自覚している。

メダカたちも元気に泳ぎ回る季節になった。
動物にも植物にも生き生きとした新しい季節が動き始めた...。

by finches | 2013-03-24 09:39 | 季節


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