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979■■ 薪割り
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長年の念願だった薪割りを楽しんでいる。
念願だったのだから楽しんではいる、だがしかし、それはかなりの重労働を強いられる。

それは先ず伐採木を30センチの長さで輪切りにするところから始まる。
結果、1本の伐採木から5~6本の薪割り用の丸太が得られる。
チェーンソーで切れば簡単なのだが、生木を鋸で切るのは結構しんどい。

チェーンソーがないのかと言えば、あるにはある。
だが、たとえ不本意に伐採木になったとはいえ、命を半ばにして経たれた柳の無念さを慮る時、切るのにもそれなりの構えと言おうか作法があるように思う。

当然、丸太を薪割機で割るなど、愚の骨頂と言うか邪道以外の何物でもない。
そんな楽をしてはならない。
やはり、薪割りには斧を使わなければいけない。

鋸で挽き、斧で割ってみると、その木の癖がよく分かるものだ。
咲き始めた春の花を横目に、薪ストーブもないのに薪を割ることは是か愚か分からない。
だが、薪が先にあってもいいように思う。
この薪に似合った小さなストーブを探す楽しみもある...。

by finches | 2013-03-26 12:58 | 無題
978■■ 雉鳩の訪問

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毎日のように来ていた雉鳩の番が突然姿を見せなくなった代わりに、番が来ている間は逆に姿を見せなかった一羽の雉鳩がまるで入れ替わるようにやって来るようになった。
雉鳩は庭の中ほどにある布団干しに一旦舞い降りると、そこから地上に降りてトボトボと歩いて柿の木の下までやって来る。
そこが餌をもらえる場所だということを知っているからだが、どうしていつも歩いてやって来るのか不思議でならない。

小鳥のために庭に餌を撒いてやるようになって早いものでもう一年は経つと思うが、その中の常連が雉鳩たちだ。
他の野鳥たちも食べには来るが、警戒心が強く鳩のように人懐っこくはない。
雉鳩は餌を食べ終わるとメダカの水鉢の水を飲み、柿の枝に飛び移って毛繕いなどを始める。
気持ちが良いのだろう、近付いても逃げはしない。

二階の窓から下を覗き、柿の枝に雉鳩が来ていると、階下に降りて行っては餌を一つまみ置いてやっているうちに、来たら二階の窓越しに見える柿の木の上の枝にとまるように調教してやろうと閃いた。
そこで、下の枝にとまっている雉鳩に向かって窓から顔を出し上に来るように合図を送ると、頭をクネクネしていたが、枝から枝に飛び移りながら窓に近い枝までやって来た。
やればできる、写真はその時のものだ。

野生の動物が自分から近付いて来るのは拒まない。
だが、懐かせようとか考えてはいけないと思う。
人懐っこいといえども野生は野生、そこには適度な距離をあけることを忘れてはならないと自覚している。

メダカたちも元気に泳ぎ回る季節になった。
動物にも植物にも生き生きとした新しい季節が動き始めた...。

by finches | 2013-03-24 09:39 | 季節
977■■ 川がくれた柳
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その昔東大寺建立の木材を切り出した杣の森、その深い森へと続く一本の流れがある。
筆者はその悠然とした流れも好きだが、その更に上流から分水嶺を越えた山向こうの清流へと続く辺りが特に好きだ。
今や深山幽谷まで砂防ダムや護岸工事が施されていない場所を探す方が難しいくらいだが、ここにはまだ美しい渓流の名残を見ることができる。

朝刊にその川の伐採木の無料提供の記事を見付け、早速申し込んだ。
柳の生木はずっしりと重く、運搬できそうなものを20本ほど選んで持ち帰った。
そして、20本の生木は太さの異なる2つのグループに分けて積み上げた。

昔から薪割りに憧れていた。
丸太の上に薪割り用の丸太を置いて斧を一気に振り下ろす、あれをやってみたかった。
その思い入れはさて置き、まだ先は長そうだ。
生木の乾燥が少し進むまで、当面は玄関前のオブジェということにしておこう...。

by finches | 2013-03-17 11:21 | 無題
976■■ 一年通したこと


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たとえそれがどんなことであっても、それが取るに足らない些細なことであっても、それを一年間続けたことによる満足感はあるものだ。
そして、よくも続いたものだという感慨の一方で、もう一年が経ったのかという時間の速さと短さをつくづくと思う。

それは正に取るに足らない些細なことで、風呂で石鹸を使うのを止めて一年が経ったというに過ぎない。
突然思い立って最初はシャンプーから始め、約二週間の時間差で石鹸も使うのを止めた。
衣服は汚れていないか、異臭はしていないか、思い付くすべてに気を払ったが、春を迎え夏が来て秋が過ぎ冬が終わり再び春の足音が聞こえる頃となって、自らの体で実践した小さな試みの結果に静かな歓びが湧いてくる。

地方での暮らしを選択したことをきっかけに、一生付き合わざるを得ないと諦めていた2つの薬も止めた。
何をやるにしても何を始めるにしても、先ずは体づくりが基本。
その為の自己免疫力を上げる取り組みも2年目を迎える...。

by finches | 2013-03-05 09:29 | 無題