249■■ ヨーガンレール
249■■ ヨーガンレール_b0125465_18535438.jpg

1月10日の日曜の午後、年が明けて初めての下町散策にでかけた。
いつものように目的地の手前の駅で電車を降りてブラブラ歩きを楽しんだ。
この日は水天宮前で降り、有馬小学校の前を通り浜町川跡に沿って中州を抜け、清洲橋の右岸下流の橋詰へと出た。
小春日和の風のない隅田川は穏やかに蕩蕩と流れ、その水面は一週間前に見た故郷の海のようにキラキラと光り輝いていた。
清洲橋を何枚も写真に収めながら対岸の旧佐賀町河岸を過ぎ清澄公園を抜け清澄庭園に入った。
そして、回遊式の庭園を時計回りに楽しんだ後、一角にある図書館で一つの復興小学校を調べた後、日の落ちかけた通りへと出た。

ヨーガン レール(Jurgen Lehl)は小さな入口だけを通して中を見せていた。
その灯りに引き寄せられるように中へと入り、ゆったりと並ぶ商品とそれらを楽しそうに選ぶ人たちの雰囲気を楽しんだ。
初めてのヨーガンレール、その中でババグーリ(Babaghuri)のブランドから石鹸と蝋燭を買い求めた。
天然素材を使い職人が手仕事でつくったそれらは、その包みを通しても暖かいものが伝わってくるようだった。

我が家の食卓に蝋燭は欠かせない。
ババグーリの灯り、次稿はこれを書こう...。

by finches | 2010-01-12 07:18 | 嗜好


<< 250■■ ヨーガンレールの蝋燭 248■■ 錦橋と新川橋 >>