480■■ 十六夜

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十五夜の中秋の名月は雲に隠れて見ることができなかった。
月見団子の作り方を調べ、ススキも取りに行こうと思っていたが、生憎の天気に断念した。

一夜明けた十六夜、月は見た目にはまだ真ん丸な形をしていた。
十六夜はいざよいとも言う。
十五夜や十三夜は月見の行事を行う風習があるようだが、その他についてはその名前すら余り知られていないように思う。

家人と電話で、十六夜なんて言うのだろうかと話していたら、メールが届いた。
 十六夜 いざよい
 十七夜は立待月 たちまちづき
 十八夜は居待月 ゐまちづき
 十九夜は臥待月 ふしまちづき
 二十夜は更待月 ふけまちづき
と、歳時記にあるそうだ。

昨夜一日遅れとなった差し入れを楽しんだ。
七輪に炭をおこし、秋刀魚と茄子も焼いた。
夜空には十六夜の月が明るく照っていた。
そして、送られてきた月の美しい呼び名の見ながら、「待」の一字を入れた万葉人の感性を思い、雲を照らす月を見上げた...。

by finches | 2010-09-24 07:33 | 時間


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