バレンタインで貰った4つのチョコレートのうち、まだ2つが残っている。 一つはDEMELで、もう一つがこのCAVIARだ。 引き出しの中に入れてあるものだから普段は忘れていて、時々思い出しては食べている。 CAVIARのパッケージのデザインは、その名の通りキャビアだ。 黙って出すと本物のキャビアと思ってしまいそうな、そんな遊び心が楽しい。 勿論粒は大き目だが、キャビアに見立てた粒状のビターチョコレートが缶いっぱいに入っている。 二つの味を比べると、DEMELはミルクでCAVIARはビターだから、形による食感の違いも然ることながらその味は全く異なる。 因みに筆者の好みはビターよりミルクだ。 そう言えば以前にカカオ100%のチョコレートを買ったことがあるが、その極限のビターの味は決して美味いものではなかった。 だから残りのカカオ100%は、函館の港を一望できるベランダに花火の日にセットしたテーブルに並べた料理の一つの、チョコレートソースとして使ったような記憶がある。 確か、鴨とオレンジに合わせたソースだったような気がする。 DEMELミルクとCAVIARビターの味は全く異なるが、DEMELミルクには全粉乳が加わる以外、後の成分は全く同じだ。 因みにその後の成分とは、カカオマス、砂糖、カカオバター、乳化剤、香料の5つだ。 同じものを使っていながら味も食感も無限に創り出せる。 それはまるで食や暮らしや人生ようだ...。
by finches
| 2012-04-29 05:27
| 嗜好
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